高瀬中学校の紹介

令和2年4月1日高瀬中学校長


 私は生徒の皆さんと教職員、保護者の皆様、地域の皆様の力で、高瀬中学校をさらによくしていきたいと考えています。具体的には以下の2つです。

 一つ目は、池田町で十五歳の全ての子どもに願っている姿であり、学校教育目標「自ら拓き 共に生きる」「自ら拓く」ために、学力をつけることを大切にしたいと思います。学力と言っても教科書をただ暗記するというものではありません。自分から進んで学ぼうとする力やいろいろなことを関わらせたり、組み合わせて考えたり、表現する力などです。知識をたくさん身に付けることも大切ですが、それを社会や生活でどのように生かすのかを考えていくことを大切にします。学習指導要領が新しくなり、授業も教師が教えるのではなく、生徒自らが考えて学んでいくように大きく変わってきています。授業の中で友だちと話し合う時間や、じっくり考える時間を増やし、Chromebook等ICTを有効に活用しながら、生徒が主体的・対話的で深い学びができるよう取り組んでいきます。それが「自ら拓く」ことにつながります。

 二つ目は、学校教育目標にある「共に生きる」実現のために、生徒に相手の「思い」を感じようとする人になってほしいと思います。自分がされたらどう思うかを考えるようにし、相手が嫌がることはやらないことを全校で共有し、互いに助け合い、困っている人がいたらそっと声をかけ、自分が困ったら周りに助けを求められることが当たり前の高瀬中学校にしたいと思います。様々な人がいるので無理に全員と仲良くならなくてもよいと思います。しかし、自分と外見や考えが違ったとしても相手を攻撃することは絶対に許されません。私たちはそれぞれ違います。その違いを楽しめる学校にしたいと思います。これからの社会は、様々な人と生きていく社会ですから、中学校で「共に生きる」とはどういうことなのか学んでおくことは、きっと将来役に立つはずです。

 私は、ATMを心がけていきます。ATMと言っても銀行ではありませんのでお金を出すわけではありません。「A明るく、T楽しく、M前向き」です。

 令和4年度はMTG「Mみんなが T楽しい G学校」を目指したいと思います。周りを考えず、自分勝手に楽しくやっても周りの人は楽しくありません。「みんな」が大切です。また、学校生活の多くは授業です。先生がつくるのではありません。生徒がつくるのです。授業が楽しくなるためには「分かった、できた」を感じることです。主体的に授業に取り組み授業を楽しみましょう

 さあ、みんなでよりよい高瀬中学校をつくっていきましょう。

セクハラ・パワハラ・いじめ・心の相談窓口について

高瀬中学校ではセクハラ・パワハラ・いじめ・心の相談窓口を「校長室」と「保健室」に設置しています。

生徒はもちろん、保護者の皆様、地域の皆様・職員がいつでも相談できるようにし、秘密は守られます。

気軽に相談できるよう冬期以外はなるべく戸を開けたり、声がけをしたりしています。

気になることや、悩みがあれば遠慮せずに相談してください。

職員の非違行為防止研修実施について

高瀬中学校では非違行為が絶対に発生しないよう、日常的に職員同士言動に注意し、指摘し合える雰囲気づくりをしています。

毎月行われる職員会議では必ず非違行為防止研修が位置付いています。そこでは年間計画に基づき、県内で実際にあった例を取り上げたり、少人数で話し合ったりしています。

職員向けの校長通信にも必ず非違行為防止に関わる内容が入っています。

「高瀬中から絶対に非違行為を出さない!!」を職員の合い言葉にして取り組んでいます。

高瀬中学校 校章

 高瀬中学校の校章が決められたのは、昭和28年5月3日でした。校章はその学校の精神を象徴する大切な意義をもつもので、一、二の者の考えで決めるのは好ましくないという意見があって、これを生徒会に諮り、生徒会では全校生徒から図柄を募集しました。数ある作品の中から数点を選び、これに多少の改善を加えて決定しました。

 清らかなアルプスの雪から湧く泉が故郷の文化に潤いを与え、そして平和の虹の架け橋ともなって、立派な花を咲かせるように祈りと誓いと願いをこめ、これを象形化して出来たのが、その一片のもつ意義でした。

 白色は山の雪、麓の曲線は川の水を象徴し五辺星形はうるさいというので四辺に組みました。水は連なって桜形の十字になりましたが、図柄全体の上からの落着きがよく、これを包んだ弧形は虹を表わし円形に結ばれて平和を意味し空の青と地の赤色を対映させて色彩を考え、結局同形反覆による独立模様として外郭が整いました。中へ中学校の「中」の文字を据えて出来たのが校章でした。

 女子の使用するバッチが、これをそのままに表し、男子の帽章はやや地味になりましたが、素朴な堅実さをとって精神としました。両方とも平板を避けてやや中高にして、当時としては類の少ない七宝製にしたのも誇りの一つでした。安曇野の巨星として輝く高瀬中学校校章誕生の由来を追想し、ここにその次第の一端を記しました。

                              仁科 宗一郎 記

昭和28年 4月 1日   池田町会染村組合立高瀬中学校の                    

            開校式。                                

            初代学校長に淀股栄先生任命される

      4月22日   高瀬中学校生徒会創立

      5月 3日   高瀬中学校校章決定

      6月25日   高瀬中学校PTA創立総会

      7月25日   校歌制定

      10月.25日   校庭開き

昭和32年 9月 5日  北校舎増築工事起工

昭和33年 5月 3日  北校舎増築落成祝賀式

昭和36年 7月27日  プール建設竣工式

昭和37年11月20日  みなの池完成

昭和38年11月 5日  生徒会歌設定

昭和40年 1月20日  学校教育目標制定

昭和42年 1月20日  校旗制定

昭和43年11月25日  よしみの庭完成

昭和44年10月15日  中校舎前庭完成(つつじ園)

昭和45年 4月 1日  広津中学校を高瀬中学校に統合

昭和46年 3月16日  校歌碑除幕式

昭和47年10月30日  創立20周年記念式典

昭和48年11月 4日 体育館壁修理工事

昭和49年 6月    校庭散水施設設置

昭和51年 5月17日 校庭拡張工事

昭和54年 7月20日 保健室上屋根工事完了

昭和57年 8月19日 プール竣工式

     10月30日 創立30周年記念式典

昭和59年 3月20日 新校舎落成式

     5月26日 第2期工事起工式

昭和60年 3月30日 高瀬中学校新校舎完成竣工式

     10月28日 ブロンズ像「少年の空」除幕式

平成 3年  8月 4日 松川村との共同事業としてAETの招致

     9月19日 パソコン教室施設工事

平成 4年10月18日  40周年記念碑建立工事

    10月25日 40周年記念式典

平成12月 4月 4日  「たかせ学級」開設

平成14年11月 9日  50周年記念式典・祝賀会

平成15年 8月     パソコン機種更新

平成17年 4月〜12月 トイレの全面改築

平成18年        玄関ポーチ改修

平成20年 3月     ソフトボール防球ネット設置

平成20年〜22年    数学科小中連携学力向上事業

平成22年 9月      ベルマークにて扇風機21台購入

平成23年 7月〜8月 管理棟、昇降口棟・外壁塗装改修工事

平成24年 8月31日   60周年記念体育館ステージ一文字幕設置

     9月28日  60周年記念式典

平成25年 7月〜12月 校舎内外改修(床塗装、外壁塗装等)

     10月25日〜26日 信州理科教育研究会研究大会会場校

平成26年以降〜R3